初秋の相模湾、ヒラメの活性が上昇中!
9月に入り、朝晩の涼しさに秋の気配を感じる今日この頃。相模湾の海の中も、着実に季節が進んでいるようです。釣り情報サイト「ウニログ NOW」が収集したデータによると、高級魚の代名詞でもある「ヒラメ」の釣果が上向いてきました。
**直近1週間(9月1日〜8日)で、相模湾のヒラメ釣果は17件に到達。**報告があった船宿も5軒にのぼり、特定のポイントだけでなく、広い範囲でヒラメの活性が上がっていることがうかがえます。
この時期は、夏の高い海水温が少しずつ落ち着き始め、ヒラメのエサとなるイワシやアジなどのベイトフィッシュが活発に動き出すタイミング。ヒラメもそれを追って、深場からエサの豊富な浅場へと移動してきます。まさに、食欲の秋を迎え、荒食いが期待できるシーズンの幕開けと言えるでしょう。
加えて、今週は潮がよく動く「中潮」の日が続きます。潮の動きは魚の捕食スイッチを入れる重要な要素。好条件が重なる今、相模湾のヒラメは絶好の狙い目です。
釣果に差がつく!ヒラメ泳がせ釣りの基本装備
船からのヒラメ釣りは、活きたイワシなどをエサにする「泳がせ釣り」が主流です。繊細なアタリを捉え、力強い引きをいなすためのタックルバランスが重要になります。ここでは、標準的なタックルと仕掛けをご紹介します。
■ タックル
- ロッド: 全長2.1m〜2.7m程度のヒラメ専用竿、または7:3調子の汎用船竿がおすすめです。繊細な前アタリを感知できる穂先と、しっかりとアワセを決められるバットパワーを兼ね備えたものが理想です。
- リール: PEライン2〜3号を150m以上巻ける小型〜中型の両軸リール、または小型電動リールが扱いやすいでしょう。カウンター付きだとタナの把握が容易になります。
- ライン: PEラインの2号または3号が標準です。
- リーダー: 根ズレ対策として、フロロカーボン8号〜10号を1m〜1.5mほど、PEラインの先に結束します。
■ 仕掛け
- オモリ: 40号〜80号が基本となりますが、潮の速さや船宿の指示によって変わるため、複数の重さを用意しておくと安心です。
- 捨て糸: フロロカーボン4号〜5号を0.4m〜0.6m。根掛かりした際にオモリだけが外れるようにし、仕掛け全体のロストを防ぐ役割があります。
- ハリス: フロロカーボン6号〜8号を0.8m〜1m。ヒラメの鋭い歯を考慮し、やや太めのものを選ぶと良いでしょう。
- ハリ: 親バリと孫バリ(トリプルフックなど)からなるチラシ仕掛けや、1本バリ仕掛けが一般的です。エサのイワシのサイズに合わせて選びます。
- エサ: 主に活きたマイワシやカタクチイワシを使用します。弱らせないよう、親バリを上アゴや鼻に、孫バリを背中や腹に軽く掛けるのがコツです。
豆知識・コラム:見分けは簡単?「左ヒラメに右カレイ」
ヒラメとよく似た魚にカレイがいますが、見分けるための有名なことわざがあります。それが「左ヒラメに右カレイ」です。魚の腹側を手前にして置いたときに、目が2つとも左側についているのがヒラメ、右側についているのがカレイ、と覚える方法です。
他にも、ヒラメは大きな口に鋭い歯が並ぶ獰猛な顔つきのフィッシュイーターであるのに対し、カレイは口が小さく、ゴカイなどを食べるためにおとなしい顔つきをしている、という違いもあります。釣れた際には、ぜひ顔の向きと口の形を観察してみてください。

