盛夏の相模湾、アジ釣りが面白い!
うだるような暑さが続く8月下旬。しかし、海の中は秋に向けて活気を増しています。釣り情報サイト「ウニログ NOW」に寄せられた最新データによると、今、相模湾のアジが非常に面白い状況になっています。
相模湾のアジは、直近1週間(2026年8月21日〜28日)で15件もの釣果報告が上がっており、安定した釣れっぷりを見せています。特筆すべきはサイズで、最大40cmという見事な良型もキャッチされました。この釣果は4軒の船宿から報告されており、特定のポイントだけでなく、相模湾の広い範囲でチャンスが広がっていることを示唆しています。
30cmを超えると「尺アジ」と呼ばれ、市場でも高値で取引されるブランドアジ。40cmともなれば、その引きの強さ、脂の乗った極上の味わいは格別です。そんな夢のあるサイズが現実的に狙えるのが、今の相模湾なのです。
さらに、今週末の潮回りに注目してみましょう。
- 8月28日(金): 大潮
- 8月29日(土): 大潮
魚の活性が上がるとされる大潮と、この好調な釣況が重なる週末は、まさに絶好の釣行タイミングと言えるでしょう。
40cm級を獲るための船アジタックルと仕掛け
相模湾の船アジ釣りは、軽快なタックルで楽しめる「LT(ライトタックル)アジ」が主流です。ここでは、良型アジの強い引きにも対応できる、標準的なタックルをご紹介します。
タックル
- 竿(ロッド): 1.8m〜2.1m程度のLTアジ専用竿、または7:3調子のゲームロッドがおすすめです。コマセを振りやすく、アジの繊細なアタリを捉えられる感度の良い穂先と、良型が掛かっても負けないバットパワーを兼ね備えたものが理想です。
- リール: 小型両軸リールまたは2500番クラスのスピニングリール。水深カウンター付きの小型電動リールも手返しが良く、特に深場を狙う際に有利です。
- 道糸: PEラインの1号〜1.5号を150m以上巻いておけば安心です。先端には、フロロカーボン4号〜5号のリーダーを1mほど接続しましょう。
仕掛け
- ビシ: 40号〜60号のLT用アンドンビシが一般的です。ただし、船宿や当日の潮流によって指定の重さが変わるため、予約時に必ず確認してください。
- 天秤: 腕長20cm〜30cm程度の小型天秤を使用します。
- クッションゴム: アジの口は切れやすいため、バラシを防ぐクッションゴムは必須アイテムです。太さ1.2mm〜1.5mm、長さ20cm程度のものを用意しましょう。
- ハリス・針: ハリスはフロロカーボン2号を基本に、長さは1.5m〜2.0m。針はムツ針や金龍鈎の10号前後、2本針または3本針仕掛けが標準的です。
エサ
- コマセ: 船宿で用意されるイワシのミンチが基本です。
- 付けエサ: 赤く染められたイカの切り身(通称: 赤タン)が定番ですが、食い渋り対策として青イソメなどを持参するのも良いでしょう。
豆知識・コラム
千葉の郷土料理「なめろう」の語源とは?
釣れたてのアジで作る「なめろう」は、釣り人の特権ともいえる絶品料理です。アジの身をネギやショウガ、味噌などと一緒に粘り気が出るまで包丁で叩くこの料理、その名の由来には面白い説があります。
最も有名なのが、「お皿に残った身までなめるほど美味しい」ことから「なめろう」と名付けられたという説です。もともとは、船上で揺れる中でも手軽に作れて栄養満点の漁師飯でした。その手軽さと抜群の美味しさが、今や多くの人に愛される理由となっています。自分で釣った新鮮なアジで作るなめろうの味は、まさに格別です。

